嘘はダメ!
アンケート調査は、アンケートに回答して、それに対する謝礼という意味でポイントをもらいます。謝礼となっていますが、これも時間と能力を使ってする仕事の報酬と捉えることができます。あなたが回答した内容が企業に届き、より良い商品や、サービスの改善に役立ちます。そういった意味からも、アンケートの回答に嘘や不正があってはいけません。
登録時には自分のことを正確に入力しよう
アンケートサイトを運営している会社では、登録会員との規約を詳しく定めています。ついつい、斜め読みして見過ごしがちになりますが、モニターを長く続けていくためには、約束事をキチンと把握しておきましょう。
当たり前のことですが、虚偽情報で登録してはいけません。名前、性別、年齢、職業などはすべて事実を登録しましょう。というのも、ここで入力した情報は、アンケートの依頼につながるからです。登録情報とアンケートの回答に矛盾が多いと、信頼性が低いモニターだと判断されてしまい、依頼が来なくなることもあります。
不まじめかつ不注意な回答をしてはいけない
アンケートでは、モニターが日頃不便に感じていたり、「こうだったらいいのに」といった率直な意見が求められています。回答内容が過去に答えたことと矛盾することがないようにしましょう。
回答欄に「とくになし」「不明」「ああああ」などと記入するのは、もってのほか。質問内容と関係ない回答をしたり、意味がわからないことを記入していると信用を失い、依頼が少なくなります。質問に対して適切な答えを自分で考え、自分の言葉で書くことが大事なのです。
運営会社が、嘘の回答や不明な回答や、内容をよく読まずに適当にチェックを入れた回答を見つけた場合、アンケート依頼メール配信が停止になります。最悪の場合は、登録自体が取り消しになり、貯めたポイントがなくなることもあります。
あれもこれもと欲張ると大変なことになる
たくさんのアンケートに回答したいあまり、得意ではない分野のアンケートにも挑戦してみたくなるかもしれません。しかし、よく知らないことついて回答するのは大変なだけでなく、調査を依頼した企業にも有益な情報が届かないことになります。自分の得意なテーマ、関心を持っているテーマのアンケートに答えるようにしたいものです。
約束は守る、ドタキャンはしない
ウェブアンケート以外の調査の場合、気をつけなければならないことがあります。それは「約束を必ず守る」ということです。グループ・インタビューや会場調査は、決められた日時に決められた場所に行かなければなりません。引き受けた時点で、その責任が生じます。
1人でも欠けると、そのグループ・インタビューや会場調査は満足な結果を得られなくなるからです。遅刻も、絶対に避けなくてはいけません。特に初めて行く場所の場合は、道に迷って思いのほか時間がかかるもの。最低でも30分くらい前には現地に到着できるように、時間に余裕をもって家を出ましょう。
万が一、急病などでどうしても行けない事態に追い込まれたら、運営会社へ速やかに連絡しましょう。
アンケートで答えた内容は他人に話しちゃダメ
アンケートサイトに登録するときに「同意」した規約の中には、必ず守秘義務について書かれた項目があります。そこには「アンケートの内容について、友達に話したり、インターネットの掲示板に書き込んだりしてはいけない」といったことが書かれているはずです。この規約に違反したことが発覚すると、登録が取り消され、せっかく貯めたポイントが無効になってしまうこともあります。
不正行為に対しては、アンケート運営サイトが独自の対策をとっています。
ある大手アンケートサイトでは同一人物の複数の回答を比較して矛盾をチェックするシステムがあり、そこで「問題あり」と判断された回答者には、アンケートの配信を停止するなどの処置をしているそうです。