座談会や会場調査にも参加してみたい

効率よく稼げる座談会と会場調査

座談会・会場調査は他のアンケート調査と比べて、高い金額の謝礼が出ます。座談会の謝礼は6,000円~1万5,000円、会場調査では3,000円~6,000円が相場。座談会の通常約2時間、会場調査は30分程度なので、どちらも1時間あたり3,000円以上稼げる、かなり割りのいい仕事です。調査の終了後、謝礼を現金で受け取れることも、大きな魅力です。

座談会・会場調査モニターは一般消費者、つまり「お客様」として参加するので、対応がとてもていねいで、気持ちよく自分の意見を話すことができます。意見を人前で話すことが苦手でないなら、楽しみながら効率よく稼げるチャンスかもしれません。平日の夜や休日に行われる座談会も多いので、昼間、フルタイムで働いていても参加できます。

それでは、座談会と会場調査について、もう少し詳しく見ていきましょう。

座談会

座談会はグループインタビューと呼ばれることもあります。モニターは指定された日時に会場へ行き、参加者数人とテーマについて話し合い、司会者の質問に回答します。多くの場合、会場に指定されるのはレンタル会議室で、参加者は3人から、多くても10人程度。2時間程度の座談会でも謝礼は6,000円~1万5,000円と、ウェブアンケートに比べてかなり高額なので人気があります。謝礼は座談会終了後に商品券または現金で支払われます。

座談会というと、積極的に自分の意見を話さなくてはいけないのではないかと身構えてしまいがちですが、司会者が問いかけてくれるので、受身の姿勢で参加しても安心です。
座談会の中心となるのは司会者です。司会者がその場を取り仕切って、参加者に質問を投げかけたり話題を振ったりしてリードしてくれるので、和やかなムードで時間が過ぎて行きます。

あるテーマについて話し合うと言っても、熱く意見を戦わせるような「ディベート」が求められているわけではありません。座談会の目的は、多様な人々から異なる意見を引き出し、商品開発やサービスの改善に役立てることです。意見が正しいかを決めることが目的ではないので、意見が異なる人に対して自分の意見を言い張り、対決するようなモニターは好まれません。かといって、自分の意見を言わずに他人の意見に同調ばかりしているモニターも好まれません。

報酬が高いので人気の座談会は、応募してもなかなか依頼が来ない狭き門です。でも、討論好きなや話し上手な人が、必ずしも座談会のモニターに選ばれるわけではありません。他人の意見を認め、自分の意見をはっきりと言えさえすれば、口下手でも人見知りでも依頼が増えることもあります。

会場調査

会場調査は、会場テスト、会場アンケートなどと呼ばれます。モニターは指定された日時に会場へ出向き、調査員の指示に従って商品やサービスなどについて意見を述べ、アンケートに回答します。会場調査では調査員以外の参加者とは話をする必要はありません。ほとんどの場合、調査時間は15分から30分程度で、謝礼の相場は3,000円と6,000円、拘束時間を考えればかなり高額です。座談会と同様に謝礼は終了後、商品券または現金で支払われます。

会場調査は、企業の商品やサービスをその場で評価するだけの単純なものが多く、とても手軽なモニターです。中でも食品の試食調査は、無料でおいしいものが食べられて、短時間で稼げるのでおすすめです。たとえば、少しずつ味や食感が異なるスイーツ数種類を食べ比べて、アンケート用紙に評価を記入するといった感じです。出されたスイーツを食べてアンケート用紙に記入するだけでお金をもらえるのですから、こんなに「おいしいバイト」はめったにあるものではありません。

「おいしいバイト」だけに人気が高く、募集人数に対して参加希望者が多いので、なかなか参加するチャンスは巡ってきません。会場調査を狙うなら、多くのアンケートサイトに登録して、できるだけ多くの情報を見つけて応募することです。

座談会や会場調査を募集しているアンケートサイト
マクロミル
ライフメディア
D STYLE WEB
infoQ(座談会の募集のみ)
サイバーパネル
キューモニター
リサーチパネル(座談会の募集のみ)
楽天リサーチ